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一般的な事業承継といえば、親族内承継、社内承継、第三者へのM&Aの3つ。しかし、少子高齢化や株式譲渡などのハードルからいずれも選択できず、結局廃業を選ぶ会社も少なくありません。筆者自身も資金面の問題があり、一般的な手法では会社を継ぐことができなかったといいます。最終的に筆者が取った手法は、これまでにない第4の事業承継、名付けて「株式ほとんど買わずに経営権だけ承継」。種類株を用い、後継者は「議決権あり」の株だけを買い取ります。第4の事業承継で解決できるのは、後継者の資金力問題だけではありません。