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晩年の貞明皇后(大日本蚕糸会提供)「皇太后陛下御異状」―皇居の女官長、保科武子のもとに大宮御所から急を告げる電話連絡があったのは、貞明皇后が崩御する5分前、昭和26年5月17日午後4時5分である。昭和天皇は当時、皇居の花蔭亭で東京教育大教授、家永三郎らの進講を受けていたが、直ちに打ち切り…