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玄宗皇帝は楊玉環(後の楊貴妃)を気に入った。酒宴の席の対面だけでは飽き足りず、玉環と玉鈴を従えて別室に行き、李林甫だけを同席させて話をした。玉環が琵琶の演奏や舞踊ができると聞くと、琵琶を弾かせて流行(はやり)の歌を自ら歌った。次に舞踊が見たいと言い出し、手ずから琵琶を弾いて舞わせ…