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<p>「週間花粉情報」スギ花粉の飛散はいつから? 東京など 敏感な方は要注意(気象予報士 吉田 友海)</p><p>【「週間花粉情報」スギ花粉の飛散はいつから? 東京など 敏感な方は要注意】 もうすぐ2月。花粉シーズンが近づいています。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関..</p><p>もうすぐ2月。花粉シーズンが近づいています。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートするでしょう。スギ花粉は、飛散開始と認められる前から、わずかな量が飛び始めますので、敏感な方は注意が必要です。</p><p>今シーズンのスギ花粉の飛散開始は、九州から東北まで例年並みとなるでしょう。2月上旬に九州や四国、中国、東海、関東の一部から花粉シーズンがスタートする見込みです。福岡は2月9日、高松は2月14日、広島は2月15日、東京は2月11日と予想されています。 飛散開始日とは、1平方センチメートルあたり1個以上のスギ花粉を2日連続して観測した場合の最初の日のことで、スギ花粉は、飛散開始と認められる前からわずかな量が飛び始めます。 「週間花粉情報」では、東京は、この先1週間は「少ない」ながらも飛ぶ予想で、花粉に敏感な方は、早めの対策を心がけてください。 今シーズンの花粉飛散傾向 今年の春の花粉飛散予測は、九州や北陸、関東甲信、東北では例年並み、四国、中国、近畿、東海では例年より少ない見込みです。一方、北海道は例年より非常に多いでしょう。東北は、前年夏の気象条件から見ると多く飛散する条件に該当しますが、現地調査で各地の着花量に差がみられたため、地域で考えると例年並みとなる見込みです。 前シーズン比で見ると、九州や東北は地域差が大きく、四国、中国、近畿の飛散量は少ない見込みです。一方、東海、北陸、関東甲信、北海道は前シーズンより多いでしょう。九州や北陸、東北、北海道では非常に多く飛ぶ地域もある見込みです。前シーズンは症状が弱かった方も今シーズンは万全な花粉症対策が必要になりそうです。</p>