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外国為替市場で、昨年終盤にかけて大荒れとなったトルコリラが今月は不思議なほど静かだ。慢性的なインフレや経常赤字の体質などを背景にリラの先安観は根強いものの、長期投資家の減少により市場の厚みがなくなり、トルコ政府がリラ安阻止の構えを示していることから逃げ足の速い投機筋も取引を自重。…