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天井を貫く太いはり、黒光りする柱、白く滑らかなしっくいの壁―。 2016年春、横手市十文字町にある築100年の蔵に入った阿部円香さん(31)は一目で気に入った。丈夫な造りと、歴史を感じさせるたたずまい。まさに理想通りだった。「ここでゲストハウスを開きたい」 大正時代にお茶屋として建てられた2…