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<p>「オシリカジリムシ」発見=新種の甲殻類に命名―鹿児島大 – ライブドアニュース</p><p>【発見】新種の甲殻類に「オシリカジリムシ」命名 鹿児島大 ハゼの仲間の尻びれに、あごを使ってかじりつくような姿から名付けられた。「おしりかじり虫」の作者は「15年前に考えた架空のキャラクターが本当の生物の名前になって驚いた」と喜んだ。</p><p>鹿児島大は26日までに、鹿児島県出水市の干潟で新種の甲殻類を発見し、「オシリカジリムシ」と命名したと発表した。ハゼの仲間の尻びれにくっついているのが見つかり、あごを使ってかじりつくような姿から、NH</p><p>鹿児島大は26日までに、鹿児島県出水市の干潟で新種の甲殻類を発見し、「オシリカジリムシ」と命名したと発表した。 ハゼの仲間の尻びれにくっついているのが見つかり、あごを使ってかじりつくような姿から、NHK「みんなのうた」のキャラクター「おしりかじり虫」にちなんで名付けられ、24日付で英国の学術誌に掲載された。 同大大学院理工学研究科の上野大輔准教授によると、昨年5月、農林水産学研究科修士1年の是枝伶旺さんが泥の中で生息するハゼ類チワラスボを捕獲した際、尻びれに付着しているのを見つけ、新種と判明。「オシリカジリムシ科」の「オシリカジリムシ属」が新設された。 体長約1.3ミリで、8本脚のうち後ろの2本が長く発達しているのが特徴。1個体しか見つかっておらず、詳しい生態は不明だが、生物の分類で科や属の新設は珍しいという。 上野准教授は「生物の形態や進化を理解する上で意義ある発見。埋もれてしまわないようインパクトのある名前を付けたかった」と話している。 「おしりかじり虫」の作者、うるまでるびさんは「15年前に考えた架空のキャラクターが本当の生物の名前になって驚いた。コロナで暗い話題の多い世の中に、明るい日が差せば」と喜んだ。</p>