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<活字を楽しむ> (ミア・カンキマキ著 末延弘子訳 草思社、2200円) 人生について考える機会は何度か訪れるのだろう。この本は、編集者として働いていた著者のフィンランド人女性が38歳の頃に決断し、憧れていた女性「セイ」こと清少納言を追いかけて京都などへと旅をするエッセーだ。 人生に飽きた…