日本海で起きた巨大地震として多くの人の記憶に刻まれる日本海中部地震（1983年5月26日）。一瞬の津波で多くの犠牲者を出した能代港の能代火力発電所の建設工事は、地元に働き場所を得られる期待が込められた雇用対策の一つだった。 81年に着工。県と東北電力が出資し、国の起債を含め総事業費は約500…
日本海で起きた巨大地震として多くの人の記憶に刻まれる日本海中部地震（1983年5月26日）。一瞬の津波で多くの犠牲者を出した能代港の能代火力発電所の建設工事は、地元に働き場所を得られる期待が込められた雇用対策の一つだった。 81年に着工。県と東北電力が出資し、国の起債を含め総事業費は約500…