今回は「電位差」についてです。
初めに
業界には特有の専門用語があります。
私は一応電気系の仕事をしているので、そちらの基礎知識を本ブログにそれなりにまとめています。
なのですが、用語の意味だけ早く知りたい場合はどこに記述されているか探す必要が出て苦労しそうなので、こうして別途用語をまとめておくことにしました。
少しでも疑問に思った単語は調べてまとめていこうと思いますので、興味があったら他の単語の記事も眺めてみてください。
最低でもちょっと賢くなった気分にはなれるはずですよ?
ちなみに、本記事はタイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
電位差とは?
電位差とは、電気の位置エネルギーの差のことです。
電気の位置エネルギーのことを電位と呼ぶので、そのまま電位の差ということですね。
難しい言い回しだと、「電界中で+1[C]の単位正電荷が持つ位置エネルギー」とか「無限に遠い点を0[V]とした時のそれに対する電気的な高さ」が電位です。
こんな言い回しではイメージできる人は限られるので、滝に例えて簡単に説明してみます。
滝って高い場所から低い場所に水が落ちていきますよね?
当然ながら、高いところから低いところにモノが落ちる場合、それ相応の力で叩きつけられます。
この現象の言い回しを変えると、以下のようになります。
水位が高い場所から水位の低い場所に水が移動すると水圧が発生する。
もしくは、水位差があると水圧が発生する。
自然現象なのでこれなら理解できますよね。
これを電気回路に置き換えた場合の表現は以下のようになります。
電位差というものがよくわからなくても、これなら何となくイメージできるのではないでしょうか?
まとめ
電位差とは、電気の位置エネルギーの差のことです。
電位差単体だと理解しづらいので、電圧・電位とセットでイメージするのをおすすめします。
電気回路のイメージを以下にまとめてあるので、そちらも参考にしてみてください。
以上、「電位差」についてでした。