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「喉元をグッとしめられたように息が詰まった」。著者は自らの経験を表現する。アウティング、つまり本人の性のあり方を同意なく第三者に暴露されたときのことだ。性的マイノリティーの人たちへの理解が広がってきた一方で、好奇のまなざしや偏見に苦しむ姿も依然ある。本書は、アウティングされた一橋…