もっと詳しく

“候補止まり”が過去2回。まさに「三度目の正直」だった。第166回直木賞の今村翔吾さん。ビッグタイトルをもたらした「塞王[さいおう]の楯[たて]」は、織田朝倉の戦いで幕が開く。 今川氏真を主人公にした「蹴れ、彦五郎」は2016年、伊豆文学賞最優秀賞に選ばれた。6年を隔てた二つの作品でほぼ同…