もっと詳しく

<p>週末以降は積雪地域で雨 融雪災害に警戒</p><p><融雪による5つのリスク> ・道路冠水 ・屋根からの落雪やツララの落下 ・雪かきと雪おろしの転落事故 ・カーポートの倒壊 ・雪崩の発生 上記のリスクなどに十分ご注意ください。</p><p>21日(月)から続いた大雪の影響で、北日本の日本海側や北陸では山沿いを中心に積雪が多く残っています。今回の寒波の影響によって記録的な大雪となった地域も多く、各地で融雪災害の危険が高まります。考えられる5つのリスクをまとめました。</p><p>一人で作業しない、建物の周りは落雪に注意する、屋根に登る際は命綱やヘルメットをつける、除雪機は正しく取り扱う、休憩をとりながら作業する等、事故防止を第一にお願いします。 見た目以上の重さに カーポート倒壊に注意 雪は時間がたつと自重で締雪(しまりゆき)になっていたり、気温が上がると溶けはじめてざらめ雪となっていきます。重さがほとんど変わらないまま嵩が減っているため、見た目以上の重さになるといえます。 また、雪の上に雨が降ると、屋根の上に乾いたスポンジを置いているようなもので、降った雨がそのまま重さに加わるようなものです。雪の厚みが減っていても、カーポートやビニールハウス等の倒壊危険性が高まるため、注意が必要です。 雪崩の発生に注意 大雪のあとには表層雪崩(新雪雪崩)が、その後雪がとけると、ザラメ状のもろい雪の層が出来たり、雪解け水が流れることなどによって、全層雪崩(なだれ)が発生する危険性が高まります。 スキー場ではコース外を滑走するバックカントリーは避け、立ち入り禁止区域には決して進入しないようにしてください。</p>