もっと詳しく

<p>停電などの電源遮断時にデータが消えてしまうSSDとそうでないSSDが存在する</p><p>停電などの電源遮断時にデータが消えてしまうSSDとそうでないSSDが存在する</p><p>Appleでプログラマーとして働くRuss Bishopさんが「異なるブランドの4つのNVMe SSDをテストしたところ、電源切断でデータが削除されてしまうものとそうでないものが判明した」と報告しています。</p><p>不揮発性 のNAND型フラッシュメモリにデータが保存されているはずなのに、消えてしまったそうです。フラッシュメモリは「電源を切ってもデータが保存される不揮発性の半導体メモリ」であるため、データが消えてしまうのはおかしいとBishopさんは指摘しているわけです。 Fun story: I tested a random selection of four NVMe SSDs from four vendors. Half lose FLUSH’d data on power loss. That is the flush went to the drive, confirmed, success reported all the way back to userspace. Then I manually yanked the cable. Boom, data gone. — Russ Bishop (@xenadu02) Bishopさんがテストしたところ、SSDのうち2つはキャッシュデータが消えてしまったそうです。一方で、残りの2つはどのタイミングで電源を遮断してもデータが消えることはありませんでした。 Bishopさんが完全にランダムに電源を落とす実験を行ったところ、4つのSSDのうち1つは40%の確率でデータが消えてしまったそうです。一方、2つのSSDは何をしてもデータが消えることはなかったとBishopさん。このような検証はどのレビューサイトでも行われていないため、「一般的な消費者はPCのクラッシュや停電でストレージからデータが消えるのはコンピューターの仕様だと思い込んでいるでしょう」とBishopさんは記しています。 I guess review sites don’t test this stuff. Everyone just assumes data disappearing on crash/power loss is just how computers work? I feel bad for the other two vendors who must have test suites and spent engineering hours making sure FLUSH works, only to find out no one cares — Russ Bishop (@xenadu02)</p>