<ウェルビーイング市場リサーチ・ホームケア>
殺虫剤・虫ケア用品大手3社の2022年の新製品が出揃った。大日本除虫菊(キンチョー)によると、21年の市場規模は前年比2・4%減の1256億円となる見込み。新型コロナウイルス禍にともなう在宅時間の増加で需要が伸長した20年の反動を受けたものの、19年比では12・7%増と拡大傾向にある。各社は外出自粛明けをにらみ、屋外用虫よけ剤や室内空間での「予防」を訴求した高付加価値品で、さらなる市場活性化を狙う。(澤口直)
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