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最小限の小道具や装置で舞台衣装を着けずに踊るのが「素踊り」である。所作がはっきりと見えるため、舞踊家の芸そのものを楽しめる。3月5日午後2時、東京・国立劇場小劇場で催される「素踊りの世界」では、踊り盛りの舞踊家による3曲が披露される。 中幕で中村流家元の中村梅彌が踊るのが荻江節「鐘の…