もっと詳しく

PCを使用しているとIT用語がこれでもかと登場しますよね。
その都度調べるけど、ある用語の説明に別の用語が使われていてよくわからなくて放置していたりしませんか?
ということで、本当に基礎的な用語からあまり聞かない用語まで気になった用語を順次調べて自分の言葉でまとめていこうと思います。

今回は「IPアドレス」についてです。

初めに

IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。

私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。

本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。

また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。

詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。

IPアドレスとは?

IPアドレスとは英語で[Internet Protocol Address]と書きます。
インターネットを形成するための決まり事で使うアドレスです
簡単に言えば、コンピュータネットワークを識別する為の住所のようなものを指しています。

私たちはインターネットで検索して色々な情報を閲覧しているわけですが、その情報を提供してくれているコンピュータ(サーバと呼ぶ)が世界のどこかにあります。
この「サーバがどこにあるのか」という情報を表しているのがIPアドレスです
その為、IPアドレスは唯一無二のものとなります。
絶対に重複しているということはありません。
自分の家と全く同じ住所が存在したら困るでしょう??

133.102.150.2のようなよくわからない羅列を見たことがないですか?
アレがIPアドレスです
0~255の数字を4つ組み合わせた識別番号なので、約43億通りのIPアドレスが設定可能です。
この方式はIPv4と呼ばれています。

ただ、情報社会になって一気にコンピュータが増加しているので、IPアドレスがこのままでは足りなくなるのではないかと危惧されています
そこで、IPv6方式への移行準備が着々と進んでいるようです。
IPv6になると約340澗(かん)までIPアドレスを割り振れます。

IPアドレスはグローバルIPアドレスプライベートIPアドレスに分けることができます。
グローバルIPアドレスはその名の通り世界中のIPアドレスなので、重複は許されません。
一方、プライベートIPアドレスの対象はグローバルIPアドレスを割り振られたコンピュータの子機に当たるコンピュータ用のIPアドレスです。
ルーターに接続された複数のPCを想像してください。
これらのプライベートIPアドレスはどのPCなのか区別できれば良い為、ローカルルールで自由に設定することが可能です
というか、そんな細かいものまでグローバルに対応できません。

ちなみに、IPアドレスは見てわかる通り数字の羅列で人間としては扱いづらいです。
そこで、別名としてドメインが運用されています。
このIPアドレスとドメインを紐付けて管理するシステムのことをDNSと呼びます。

ドメインとは、URLの一部です。
例えば、私のブログのホームページのURLは「https://www.flatsvillage.com」になっています。
この場合、「flatsvillage.com」という部分が私のブログのドメインです。
これが住所を表しているのです。

まとめ

IPアドレスとは、コンピュータやネットワークを識別する為の住所のことです。
IPアドレスを人間に扱いやすい形にしたものがドメインです。

以上、「IPアドレス」についてでした。