もっと詳しく

熱海市伊豆山の集落を流れ下る逢初(あいぞめ)川の流域は走り湯を生むほど急峻(きゅうしゅん)な地形でありながらも、信仰の地として栄えた平安時代からの長い歴史の中で大きな土砂災害や水害に見舞われた記録は少ない。「ここは地盤が強いから安全」「災害とは無縁の地」。これが住民の共通認識だっ…