もっと詳しく

水俣病の苦しみを描いた小説「苦海浄土」で知られ、2018年に死去した作家石牟礼道子さんが、30代の無名時代に哲学者鶴見俊輔さん(15年死去)に宛てた手紙が22日までに見つかった。「水俣病など中心にすえて疎外の底部へ降りたい」と決意をつづり、強い問題意識がうかがえる。 石牟礼さんが熊本県水俣…