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そんなに簡単に割り切れるものだろうか。何事も過剰な永田東一郎さんはやめ方も徹底していた。中高、浪人時代と登り続け、大学を8年もかけるほどはまり込んだ登山を、カラコルムの難峰、K7の成功を機にスパッとやめてしまった。片足突っ込んでいるといった中途半端はなく、一切登らなくなった。 それか…