今回は「HTTP」についてです。
初めに
IT用語をまとめたサイトは数多くあります。
あるのですが、詳しく説明しようとしているのか情報過多になって、結局何が言いたいのかわからないサイトが非常に多いです。
また、編集者が知ってて当たり前と認識している内容の説明はスルーしていることも多々あります。
私は一応電気電子が専攻なので、IT用語は基礎中の基礎から知りたいのです。
その為、こうして自分で調べて自分なりに自分の言葉でまとめておこうと思ったわけです。
本記事は、タイトル通り”ふんわりとイメージする”、つまり入門向きの内容となっています。
難しい言い回しがあるなら例を挙げるなりして噛み砕いて記載します。
そこまでしないと自分で理解したと言えませんし。
また、形式ばった書き方だと拒否反応が起きる方もいそうなので、言葉遣いもゆるゆるにしています。
詳細なガチガチとした解説をお求めの人は他のサイトを見よう!
『せっかくだから俺はこの緑のブログを選ぶぜ!』という方はこのまま読み進めてくださいな。
HTTPとは?
HTTPとはプロトコルの一種です。
厳密には、Webページの通信の決まり事のことです。
[Hyper Text Transfer Protocol]の略で、直訳で[ハイパーテキスト転送プロトコル]になります。
『ハイパーテキストって何?』と思うかもしれませんが、あまり深く考えないようにしましょう。
少なくとも、HTTPの”HT”とHTML(Hyper Text Markup Language:Webページを記述するための言語)の”HT”は同じとだけ覚えてくれれば問題ないです。
このことから、HTTPは【Webページを構成する文字や画像などのデータを転送するプロトコル】という意味合いに取ることができます。
HTTPは“Webページの通信の決まり事”と述べましたが、詳しく述べると以下のようになります。
例を用いて簡単に説明していきます。
私たちは、日々PCやスマートフォンを使ってインターネットを利用しています。
その時に、以下のようなソフトウェアを使っていませんか?
- Internet Explorer
- Google Chrome
- Safari
- Microsoft Edge
- Firefox
- Opera
これらがWebブラウザと呼ばれるものです。
これらは、Webページを閲覧する為のソフトウェアです。
逆に言うと、これらが無いとインターネットを使って検索ができないのです。
このソフトウェアがWebサーバ(サービスを提供する側のPC)のデータを引っ張ってきてくれて、それを私たちの操作するPCやスマートフォンへ渡してくれます。
こうしてデータの閲覧ができているわけです。
これがインターネットの仕組みです。
この内、HTTPはWebサーバとWebブラウザの間のやり取りの決まり事を指しているわけです。
ちなみに、HTTPの通信は暗号化されていないので、通信経路のどこかで通信内容を盗み見されると大変危険です。
情報が筒抜けになってしまいます。
第三者に知られたくない情報をやりとりする時は、別途暗号化を行うか、暗号化されたHTTPSという通信手順を使う必要があります。
まとめ
HTTPは、Webページの通信の決まり事を指しています。
厳密には、WebサーバとWebブラウザ間の通信ですけどね。
以上、「HTTP」についてでした。