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<p>TOMORROW X TOGETHERの跳躍──2021年 メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞</p><p>【本日UP】TOMORROW X TOGETHERの跳躍──2021年 メン・オブ・ザ・イヤー・ポップ・アイコン賞</p><p>デビュー3年目の2021年、TOMORROW X TOGETHERは大躍進を遂げた。5月に韓国でリリースした韓国2ndアルバム『The Chaos Chapter:FREEZE』はアメリカのBillboard200で初登場5位にランクイン。韓国では、地上波音楽番組で初の1位に輝き、国内でも人気・実力ともにトップであることを証明してみせた。ライヴ・パフォーマンスで魅せることが困難な今、曲の力で世界に認められたのは、彼らが音楽を愛し自分たちの手で曲を作り上げているからこそ。韓国から世界へ飛び立とうとしている彼らの羽ばたきの軌跡を追った。</p><p>TAEHYUN:スーツ¥605,000、シャツ¥62,700、ネクタイ¥25,300、シューズ参考商品 〈すべてRALPH LAUREN PURPLE LABEL/RALPH LAUREN/ラルフローレン〉 TAEHYUN (テヒョン) 自分たちで曲を作るのは自然なこと ──TOMORROW X TOGETHERはメンバー自ら自分たちで曲を作り、自分たちの物語を曲に込めることをモットーとしていますが、そうするようになったきっかけは何ですか?また、曲を作りながら難しさや楽しさを感じるのはどんな時ですか? YEONJUN きっかけというよりは、僕たちのアルバムなのだから僕たちの物語、僕たちの伝えたいこと、僕たちの考えが反映されるべきだと思ったし、練習生の頃からいつも「自分たちの曲を歌いなさい」とアドバイスをもらってきたので、自分たちで曲を作ることが僕たちには自然でした。曲を通して伝えたいことはたくさんあるけど、それを歌詞にするのは難しくもあり、それが楽しさでもあります。自分の考えを曲に込めて、その曲を聴いた人に共感してもらい、愛してもらえるというのはすごく幸せなことだし、歌詞を書くのも楽しいです。なので、難しさよりも楽しさのほうが大きいですね。 TAEHYUN TOMORROW X TOGETHERは自分たちの物語を伝えたいと思っていて、自分を表現する方法が音楽なので、自分たちで曲を作っているんです。僕もYEONJUNさんと同じで、曲作りはすべての過程が楽しいですが、自分が経験していないことを歌詞にするのは難しいですね。 HUENINGKAI 僕は、たくさんの方に僕たちの物語を知ってもらいたい、音楽を通してたくさんの方に僕たちのことを知ってもらいたいという思いから曲を作りはじめました。もちろん、思い通りにいかないこともありますが、そうやって繰り返し曲を作ったり、経験を積み重ねてきて、少しずつ曲の完成度が上がっていると思います。 BEOMGYU 僕は「Maze in the Mirror」が初めて作曲した曲でした。この曲は、実は曲を作ろうと意図してできたものではないんですよね。当時、僕はすごく悩んでいて、でも誰にも自分の悩みを打ち明けられなくて、歌で表現してみたら良いと思い作った曲です。曲を作っていて楽しいのは、いいメロディがスラスラ出てきて、自分の言いたいことがそのまま歌詞になる時。でも逆に、言いたいことは山のようにあるのに、歌詞として言葉にしようとしてもなかなか出てこない時はしんどいです。 SOOBIN 僕が曲作りって難しいなと思うのは、他の人とは見えている世界が違うのかも、と感じる時ですね。例えば、長い時間をかけていい詞が書けたと思っても他の人からの評価はイマイチだったり、逆に5分くらいでサッと書いたものが歌詞に採用されたりするんですよ(苦笑)。でもやっぱり自分が書いた歌詞が曲になるのは嬉しいですし、それが音源としてリリースされて、僕が書いた歌詞を世界中のみなさんが聴いて、読んでくれると思うとすごくドキドキします。 YEONJUN:スーツ¥431,200、シャツ¥62,700、ネクタイ¥31,900、シューズ参考商品〈すべてRALPH LAUREN PURPLE LABEL/RALPH LAUREN/ラルフローレン〉 YEONJUN(ヨンジュン) 1999年9月13日生まれ。しなやかなダンス、個性的な声質を活かしたボーカルとラップを兼ね備えたオールラウンダー。 ──日本では11月10日に日本1st EP『Chaotic Wonderland』がリリースされました。どんな作品になりましたか? TAEHYUN 『Chaotic Wonderland』には英語曲の「Magic」、「0X1=LOVESONG(I Know I Love You) feat.幾田りら[Japanese Ver.]」と「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)[Japanese Ver.]」、そしてGReeeeNさんが書き下ろしてくださった日本オリジナル曲「Ito」が収録されています。「0X1=LOVESONG(I Know I Love You)」は ではシンガーソングライターのSeoriさんがフィーチャリングしてくれたのですが、日本語バージョンはYOASOBIのボーカルとしても活動する幾田りらさんが参加してくださって、スペシャルな曲になりました。「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)」は僕たちにとって初めてのファンソングなので、絶対にこのアルバムに入れたいと思っていました。中身の濃いアルバムになったと思います。 HUENINGKAI 幾田りらさんとGReeeeNさんが僕たちのアルバムに参加してくださったおかげで、完成度の高いアルバムになりました。幾田りらさんとフィーチャリングできて光栄でした!幾田さんの声が僕たちの曲とすごく合っていたと思うし、とても素敵でした。 TAEHYUN 日本でもすごく人気の幾田さんの歌声がこの曲に入ることで、メロディは変わらないのにまた違った雰囲気が感じられる曲になっているんですよね。そこがすごい! YEONJUN 僕も「Ito」大好き!歌詞もいいし、メロディも僕好みだし、ぜひたくさんの方に聴いていただきたい曲です。 SOOBIN 「Ito」は歌詞がいいんですよね。デモを聴いた時から気に入って、デモを繰り返し聴きました。レコーディングして自分たちの声が入った曲を聴いてみたら、さらに気に入りました!僕たちだけで聴くのはもったいないので、多くのみなさんに聴いてほしいです。 ──『Chaotic Wonderland』に収録されたMOAへの愛を込めた「MOA Diary(Dubaddu Wari Wari)[Japanese Ver.]」についてお訊きします。現在、コロナ禍で国内も同様ですが特に海外のファンと直接会える機会は失われてしまいました。そんな中で書かれたこの曲はみなさんにとってどんな意味を持っていますか? HUENINGKAI 僕たちがMOAのみなさんのために歌うファンソングなので、歌詞をいつも以上に集中して書いた曲でした。MOAのみなさんを想う切ない気持ちをこの曲に込めたつもりです。 TAEHYUN 今は会うことができないけれど、心だけは近くにいるよということを表現したのがこの曲です。会えない間に募った感謝の気持ちでもありますし、これからも一緒にいようという願いでもあります。 YEONJUN MOAのみなさんと会えなくなってしばらく経つので、会いたくて切ない気持ちを歌詞に込めつつ、希望を感じられる曲になりました。僕たちがみなさんに伝えたいメッセージを込めた意味のある曲ですし、この曲を聴いてみなさんが僕たちと会えない時間を共有したり、僕たちのメッセージに喜んだりしてくれたら嬉しいです。ファンのみなさんがこの曲をすごく大切に受け止めてくださるので、僕たちにとっても本当に大切な曲になりました。 BEOMGYU 歌詞を書きながら、MOAのみなさんと初めて会った時のこと、一緒に過ごした日々の思い出、そしてこれからも共にするはずの未来について思いを馳せながら歌詞を書きました。そういうことを僕たちが曲にするということにも意味があると思いますが、この曲をみんなと共有して、将来を約束するということにも大きな意味があると思います。 SOOBIN これまで書いた歌詞は僕たちと同世代の気持ちを代弁したものだったり、あるいは自分自身に向けて書いた歌詞だったのですが、この曲では初めてファンのみなさんのためにメンバーみんなで歌詞を書いたんですよ。なので、この曲は僕たちらしいファンソングになったと思います。 BEOMGYU:スーツ参考商品、シャツ¥62,700、ネクタイ参考商品、チーフ¥18,700、シューズ参考商品〈すべてRALPH LAUREN PURPLE LABEL/RALPH LAUREN/ラルフローレン〉 BEOMGYU(ボムギュ) 2001年3月13日生まれ。作詞作曲の実力を兼ね備え、「Maze in the Mirror」では共同プロデューサーとしてクレジットされた。 世界が変わった、その後 ──2020年から2021年にかけて世界はパンデミックの影響で一変しました。この期間に気づいたもの、得たものはありますか?また、新しく始めたことはありますか? YEONJUN 2020年より以前はいつも僕たちの目の前にファンのみなさんがいてくれたじゃないですか。ステージの向こう側にファンがいることはいつもすごく嬉しくて。コロナ以降はMOAのみなさんに会えなくなって、みなさんへの愛や感謝の気持ちがより強くなりましたし、ひとつひとつのステージを大切にしようという気持ちもより一層強くなりました。すべてにおいて切実さが増した気がします。ファンに会えないのはすごく悲しいけど、それでも今年はいろんなことに挑戦できてよかったです。いろんなことが叶ったし。いいことも悪いこともあった1年でしたね。 BEOMGYU 僕たちにとって、ずっと一緒だったMOAのみなさんが、一緒ではないということがコロナによる変化ですね。それが僕たちにはすごく大きくて。2019年までは、音楽番組に出演すると客席には必ず僕たちを応援してくれる人がいました。だからこそいまはより一層ファンのみなさんの大切さを感じます。普段は家にこもってばかりいないで</p>