国際経済の新秩序(1) 転換期迎えた自由貿易の枠組み (日本経済新聞)

戦後日本の経済発展を支えた国際経済の秩序は今、転換期を迎えています。第2次世界大戦後の国際経済秩序のなかでは、関税貿易一般協定(GATT)が多角的な貿易自由化を支えてきました。1995年に発足した世界貿易機関(WTO)は、当初77カ国・地域の参加でしたが、今では164カ国・地域へと拡大しています……

厳しさ併せ持つ「相棒」 /東京 (毎日新聞)

いまは多くの病院で、紙のカルテではなくてパソコンで操作する電子カルテが使われている。「医者が患者ではなくてパソコン画面ばかり見ている」などと患者側からはあまり評判がよくない電子カルテだが、実は便利さ以外の長所もある。 それは、診察待ちの人たちのカルテを医者のデスクにどさっと積み上……

学校開放と部活指導、一括委託へ 教員負担削減、施設有効活用 杉並区が試行 /東京 (毎日新聞)

学校の体育館や校庭などの住民への開放を進め、中学校の部活動に外部指導員を増やそうと、杉並区は双方を一体的に民間に委託するモデル事業を試行する。2022年度予算案に2926万円を計上した。 区学校支援課によると、学校開放は授業や部活を除く時間帯に設定しているが、平日は3時間程度しか取れず、使……

豊洲市場移転になお宿題 集客施設遅れ、江東区が批判 (日本経済新聞)

2018年に移転開業した東京都中央卸売市場・豊洲市場の商業施設「千客万来施設」の開業が遅れる見込みだ。新型コロナウイルス禍で規模を一部見直すなどしたためだが、地元の江東区は事態の把握が遅れた都を批判し、都は遅延期間の短縮検討に追われている。移転まで混乱が続いた同市場は今もなお宿題を抱……

病気や障がいの子に歌や踊り届ける 心魂プロジェクト (日本経済新聞)

心魂プロジェクトの共同代表、寺田真実さん劇団四季出身の寺田真実さん(49)は、病気の子どもや障がいのある子どもや家族に歌や踊りのパフォーマンスを届けるNPO法人「心魂(こころだま)プロジェクト」を2014年に横浜市内で立ち上げた。メンバーは四季や宝塚歌劇団の出身者やアーティストの約15人。……

道内市町村別の週間感染者数(1月16~29日) (北海道新聞)

道は毎週月曜日、新型コロナウイルスの感染者について、保健所設置4市(札幌、旭川、函館、小樽)を除く175市町村の1週間ごとの数を公表している。 保健所設置4市の感染者数は北海道新聞が各市の発表をもとに集計した。179市町村とも感染状況の推移を確認できるよう2週間分の数を掲載する。 北海道 社……

新型コロナ 自宅療養「不安あれば連絡を」 「うちさぽ」始動 /東京 (毎日新聞)

都は1月31日、新型コロナウイルス陽性者のうち、基礎疾患のない50歳未満の自宅療養者からの電話連絡に対応する自宅療養サポートセンター(通称・うちさぽ東京)を開設し、報道陣に公開した。窓口の電話(0120・670・440)で土日祝日も含め24時間体制で体調の連絡や食料品配送申し込みに対応する。 都は……

学童に医ケア児、杉並区受け入れ 試験的に22年度 /東京 (毎日新聞)

杉並区は来年度、放課後の学童クラブに医療的ケア児の受け入れを始める。1人受け入れて検証し、段階的に増やす考え。2022年度予算案に1162万円を計上した。 これまで同区内の医療的ケア児は保護者が不在の場合、放課後デイサービスに通ったり自宅でヘルパーに見守ってもらったりしていた。当事者の保護……