タイの「異能」が挑む歩行器開発 入浴・トイレも円滑に (日本経済新聞)

【バンコク=岸本まりみ】タイで歩行器の開発に取り組むメタシット・キアチャイパー氏(26)がにわかに注目を集めている。常識にとらわれないアイデアを後押しする日本の総務省の支援プログラム「異能ベーション」で、タイ人として初めて最高賞を受賞した。同氏が実用化を目指すのは、高齢者の入浴や排……

村上佳菜子(フィギュアスケート) 誰もが楽しめる解説を心掛けて (毎日新聞)

<TBS系「北京オリンピック」(4~20日)解説> 間もなく始まる北京オリンピック。男子フィギュアスケートで世界の注目は、羽生結弦選手の4回転アクセルでしょう。昨年末の全日本選手権や練習を現地で見て一番に感じたのは全体的な安定感。総合的な高得点も期待できます。宇野昌磨選手と鍵山優真選手も……

前文化庁長官 宮田亮平(1)美を伝える (日本経済新聞)

2021年3月末、5年の任期を終えて文化庁長官を退任した。05年からは10年、東京芸術大学の学長を務めた。15年に及んだ宮仕えをなんとか務め上げ、再び本業の金工作家に専念できるようになったところだ。もっとも、芸大とのかかわりは10年どころではない。1966年に入学、大学院まで在籍して工芸を学び、助……

支え合うケア、新たな共助 宗教学者・島薗進氏 (日本経済新聞)

苦しく困難な日々が長期にわたって続いている。こういう苦境にこそ、宗教は大きな役割を果たさなくてはならない。2011年の東日本大震災の際は、被災地での追悼集会や支援、人々の心のケアなどキリスト教、仏教など信教を超え、宗教者は積極的に活動した。しかし、人と人が接触することで感染が広がるい……

高僧も国民年金なんだろか (毎日新聞)

☆印は秀逸(仲畑貴志選) ☆高僧も国民年金なんだろか 越谷 小藤正明 俳号にキラキラネーム風なのも 倉敷 中路修平 寝たふりとスマホは席を譲らない 東京 恋し川 断捨離で最後に迷う子の手紙 大分 赤峰ユキ 完璧じゃないことこそが可能性 北九州 智鈴 お笑いが朝から騒ぐテレビ消す 戸田 小松多代 ト……

映える浮世絵(1) 葛飾北斎「冨嶽三十六景 凱風快晴」 (日本経済新聞)

江戸時代の浮世絵は、大衆の心をつかむため、派手な色彩や構図を駆使した「映(ば)える」作品がいくつもある。現代の私たちも思わず「いいね!」をしたくなるような浮世絵を紹介しよう。◇葛飾北斎が日本各地から眺めた富士山を描いた「冨嶽三十六景」。その中でも代表的な「凱風(がいふう)快晴」は……

「先生」と呼ばれて 鹿田正昭 (日本経済新聞)

「専門分野を変えさせてください」。1970年代後半、地盤工学を専門にしていた当時30歳前の私は、全く異なるリモートセンシングの分野に飛び込んだ。国が同分野の技術者を育成しようと開催した講習会に派遣された際、東大名誉教授の村井俊治先生(当時は助教授)に出会ったのがきっかけだ。入門者にも伝……

都市対抗九州地区予選は5月28日開幕 (毎日新聞)

日本野球連盟九州地区連盟は31日、オンラインで理事会と総会を開き、役員人事や2022年度の大会日程などを承認した。 宮崎県選出の梅田條尾理事が退任し、山内康信氏が就任した。 都市対抗(7月18日から12日間、東京ドーム)の九州地区2次予選は5月28日から7日間、熊本市のリブワーク藤崎台球場などで行……

大相撲 新大関・御嶽海が感染 コロナ、濃厚接触者調査 (毎日新聞)

日本相撲協会は31日、新大関の御嶽海が新型コロナウイルスに感染したと発表した。取材に応じた芝田山広報部長(元横綱・大乃国)によると、39度ほどの発熱があり、抗原検査を受けたところ、31日午後に陽性が判明したという。 御嶽海は大関昇進後、29日に武隈親方(元大関・豪栄道)、30日には清見潟親……

マスコット、ただの人形じゃない (毎日新聞)

オリンピックで親しまれるマスコットは、ただの人形ではない。開催国・地域の文化や目指す未来像が込められている。2月4日に開幕する北京冬季五輪のマスコットの愛称は「ビンドゥンドゥン(冰〓〓)」。氷でできた透明の宇宙スーツを全身にまとう、ジャイアントパンダだ。どんな思いから生まれたのだろ……