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<p>フィギュアスケート “ノンバイナリー”公表選手のペアは8位 | NHKニュース</p><p>自認する性が 男性と女性の枠にとらわれない 「#ノンバイナリー」 #フィギュアスケート 、 ペアの #アメリカ代表 #ティモシー・ルデュク 選手 は ノバンイナリーを公表し 初めての #オリンピック に臨みました 「自分を変える必要はない」 #ルデュク 選手のメッセージです</p><p>【NHK】北京オリンピック、フィギュアスケートのペアに出場したアメリカのティモシー・ルデュク選手は、自認する性が男性と女性の枠にと…</p><p>北京オリンピック、フィギュアスケートのペアに出場したアメリカのティモシー・ルデュク選手は、自認する性が男性と女性の枠にとらわれない「ノンバイナリー」であることを公表して初めてのオリンピックに臨み、8位に入賞しました。 続きを読む アメリカのルデュク選手は、自認する性が男性と女性の枠にとらわれない「ノンバイナリー」であることを公表し、ペアを組むアシュリー・ケイン グリブル選手と初めてのオリンピックに臨みました。 ショートプログラム7位だったルデュク選手とケイン グリブル選手は、そろいのパンツスタイルの衣装で登場すると、高さのある安定したリフトやコンビネーションスピンで最高評価のレベル4を獲得するなど息のあった演技をみせたものの、ジャンプを失敗するミスもあり合計198.05で8位入賞となりました。 北京オリンピックでノンバイナリーの選手が出場することについて、性的マイノリティーとスポーツの問題に詳しい関西大学の井谷聡子准教授は「そうした選手が可視化されることは、すばらしいことだ。特にスポーツ界は、男女で競技が区切られるので、どちらでもないというような表現をする事はこれまで非常に難しかった。こうした選手がスポーツ界に出てくるのは大きな意味がある」と述べました。 「日本スポーツとジェンダー学会」の事務局長も務める井谷准教授は、自身が「ノンバイナリー」と似た概念をもつ「ジェンダークィア」だとカミングアウトしています。 井谷准教授は「自分はこれかもしれない、これかもしれないと探りながら徐々に自分を表すものを見つけていく過程は、多くのマイノリティーに共通しているんじゃないか」と自身の経験を明かしました。 そのうえで、オリンピックで性的マイノリティーであることを公表する選手が増えたことについて「スポーツ界にはトランスジェンダーの選手やノンバイナリーの選手はずっと存在してきた。性的マイノリティーの人たちへの社会的な排除が軽くなってきたことで、カミングアウトできる状態になってきたのではないか」と分析しています。 また、日本のスポーツ界での現状については「かなり足踏みしてしまっている。ジェンダーの規定でいうと、日本はまだトランスジェンダーの選手をどう扱うのかという明確な規定を国内の統括団体が持っていない状態で、やっと議論が始まったばかりだ。男性だから、女性だから、トランスジェンダーだからということではなく、活躍する1人の選手として尊重することを貫くことが大切だ」と指摘しています。 過去にはコーチから心ないことばも 2002年のソルトレークシティーオリンピックのフィギュアスケートで、女子シングルのサラ・ヒューズ選手が金メダルを獲得するなど、アメリカの選手たちの活躍を目の当たりにして、12歳でスケートを始めました。 アメリカのNBCテレビのポッドキャストに出演したルデュク選手は、自身が性的マイノリティーであることで抱えた悩みや葛藤について語っています。 それによりますと、ルデュク選手は18歳の時にゲイであることを両親に明かしましたが、当時は理解してもらえず「悪魔払い」をされたこともあったといいます。 また、フィギュアスケートの当時のコーチからは「もっと男性らしくすれば試合に勝てる」などと心ないことばを浴びせられたこともあったということです。</p>