『野原水嶺全歌集』(雁書館)の水嶺年譜によると、中城ふみ子ら多くの俊英を発掘育成した水嶺は明治33年、岐阜県で稲と茶を栽培する農家、父梅松、母うめよの長男として生まれた ▼大正9年、水嶺の私塾卒業を待って、一家7人は十勝国芽室村久山に入植。芽室岳、久山岳に囲まれ、一面クマザサがうっそ…
『野原水嶺全歌集』(雁書館)の水嶺年譜によると、中城ふみ子ら多くの俊英を発掘育成した水嶺は明治33年、岐阜県で稲と茶を栽培する農家、父梅松、母うめよの長男として生まれた ▼大正9年、水嶺の私塾卒業を待って、一家7人は十勝国芽室村久山に入植。芽室岳、久山岳に囲まれ、一面クマザサがうっそ…