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明治期の俳句と短歌に革新をもたらした才人、正岡子規の多彩な面を描いた本格的な評伝。今年は子規の没後120年に当たる。そんな節目に読んでおきたい一冊。産経新聞「テーマ川柳」の選者を務める著者は、子規研究の大家としても知られる。本書には、子規が「畏友」と称した夏目漱石との関係、俳人の高…