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<p>“りくりゅう”三浦璃来・木原龍一組7位 日本勢初の五輪ペア入賞! 最高相性で自己ベスト会心の演技</p><p>“りくりゅう”三浦璃来・木原龍一組7位 日本勢初の五輪ペア入賞! 最高相性で自己ベスト会心の演技 #スポーツ #sports #ニュース</p><p>ペアのフリーが行われ、ショートプログラム(SP)8位の三浦璃来・木原龍一(木下グループ)組は141・04点、合計211・89点の自己ベストで7位となり、日本勢初の五輪ペア入賞を果たした。これまでの自</p><p>己ベストはフリー139・60点(北京五輪団体戦)、合計209・42点(21年11月NHK杯)。過去の日本ペアの五輪最高順位は92年アルベールビル五輪の井上 怜奈、小山 朋昭組の14位。 冒頭のツイストリフトを成功させると、続く3連続ジャンプもそろえた。スロージャンプも降り、滑りきった後は2人で抱き合った。そしてキスアンドクライで得点を待つ間、2人で手を合わせて祈るような表情。そして自己ベストの得点が表示されると2人で飛び上がって喜んだ。 “りくりゅう”として初めて挑んだ五輪。2019年7月、三浦から木原に声をかけ、トライアウトを受けた。木原が三浦を真上に上げる技を初めて実施した瞬間、「ビビっ」と衝撃が走った。三浦は「感じたことのない高さで、空中時間ってこんなに長いんだと思った」。木原も「ここまで相性の合う方がいるんだ」。まさに運命によって引き寄せられたペアだった。 別のパートナーと組んだ14年ソチ、18年平昌に続く五輪3大会目の木原。シングル時代60キロだった体重は、78キロにまで増量した。多い時には週3回、1時間半のウェートトレーニング。食は細い方だったが、夜中に吐きながらも食べ続け、今では服のサイズがSからXLにまでなるほど鍛えた。地道な努力で“りくりゅう”を三浦と2人で北京に導いた。 日本勢が初の銅メダルを獲得した団体では、SP、フリー共に自己ベストを更新して大きく貢献。木原は「8年間悔しかった思いは晴らせた」と、胸を張った。18日のSP後、ジャンプのミスがあった三浦は「明日は笑顔で滑れるように、頑張りたい」と語っていた通り、有言実行の演技だった</p>