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1932年のロサンゼルス大会の馬術障害飛越で金メダルを手にした西竹一(1902~45年)。世界から「バロン西」とたたえられた男は、玉砕の島・硫黄島で生涯を閉じた。義理の甥に当たる医師、松本生(すすむ)さん(85歳)は生前の西を知る最後の証言者である。「これから戦地に行く。帰って来るかどうか分…