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 大正製薬は、新型コロナウイルス対策のワクチン接種と副反応について、子供のいる人の実態調査を公表した。子供の副反応への対応として、市販の解熱鎮痛薬を使用すると答えた人は46・7%に上った。また、3回目の接種の際に改めて解熱鎮痛薬を購入すると答えた人の90・4%が、家族全員が使えるタイプを求めていることも分かった。

 調査は2021年12月に実施した副反応と解熱鎮痛薬の購入に関してインターネットで行い、今回は子供のいる580人の結果をまとめた。副反応があった人は514人で、そのうち46・5%が副反応への対処として会社や学校を休んでいた。

 接種後のエピソードとしては、「子供を抱いたときに腕が痛かった」「家に義母を呼び、子供の面倒を見てもらいながら家事をした」など子供のいる家庭ならではの苦労がみられた。

新聞 PDF版 Japan Chemical Daily(JCD)

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