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「じゃあ、やっぱり信じられませんよ。だって咲子が将来、国連の難民キャンプで働くなんて想像もつかないですもん。だって、カナブンで大騒ぎですよ」 「いや、でもな、咲子ちゃんみたいな子ってさ、世界と自分がだいたい同じ大きさなんだよ」 「はい？」 「そう、はい？ だよな。いや、分かるよ、お前…