昭和電工は次世代モダリティ(治療手段)「エクソソーム」の開発・製造受託(CDMO)事業に参入する。子会社昭和電工マテリアルズの再生医療CDMOの技術や知見と、昭和電工の高速液体クロマトグラフィー用カラムなどの技術を組み合わせ、エクソソーム製造プロセスを確立し、2025~26年頃の治験薬提供を目指す。エクソソームは現在の細胞治療が抱える異常増殖の懸念がなく、簡便な移植法が期待できるといった点で注目される。CDMO世界最大手スイス・ロンザも事業化に動き出すなか、昭和電工は商用レベルの製造で差別化技術を開発し、新市場で先行する。続きは本紙で