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気が狂っているとしか思えない。狂気のロシア人YoutuberがBMW M5を爆破!ロシアのYoutuberがBMW M5コンペティションを爆破し、その映像をインターネットに投稿した。特に衝撃的なのは、その車が正式には彼のものでなかったと言われていることだ。

そして、彼はまたやってのけた。ロシアのYoutuberで、ブロガーのミカヘイル リトビン(Mikhail Litvin)は、非常に問題のある行動や動画で知られている。

以前にも同じような愚行を犯している。2020年、彼はカメラの前で「メルセデスAMG GT 63 S 4ドア」に火をつけたのだった。その理由は、リトビンがワークショップ(整備工場)のサービスに不満を持っていたからだ。その動画は現在、2,800万回という驚異的な再生回数を記録した。
そのわずか数カ月後、このYoutuberは新品の「ポルシェ タイカン ターボS」をポルシェセンターのショップウィンドウに衝突させた。アクセルペダルとブレーキペダルを間違えたからだと言われている。そして今回、リトビンは再び破壊的な気分になっていた。今回、粉々に破壊しなければならなかったのは「BMW M5コンペティション」だった。

噂によれば、リトビンは2021年11月にBMW M4コンペティションで事故死した友人を追悼するために、この大胆なスタントを敢行したかったという。リトビンはこの件に関して公式にはコメントせず、代わりにYouTube動画の視聴者はM5が破壊された理由を推測することしかできない状況だ。果たして事実はどういうものだったのか。

7分弱の動画は、1日ほどですでに500万回近く再生されている。動画はリトビンが黒の「BMW M5コンペティションLCI」で雪山を駆け上がるシーンから始まる。特に驚きを禁じ得ないのは、爆破された「BMW M5」が正式にはリトビンのものではなく、13万ユーロ(約1,729万円)以上するBMWを試合中にリトビンに奪われた友人のものだと言われていることだ。625馬力の「M5」のサウンドチェックの後、Youtuberが「GT 63 S」に火をつけた時の映像との類似性を示すシーケンスが繰り返し表示される。

次に、ボクサーパンツにジャケット姿のリトビンが、「M5」にガソリンをかける。この行動もまた、多くの人にとっての見覚えがあるシーンだ。しかし、さらにクレイジーなことには、遠距離から炎の矢を放ち、M5を発火、爆発させるという行為だ。何本もの矢が的を外した後、ロシア人はついにBMWに命中させる。その後の展開は、まるでRTLのアクションシリーズ「Alarm für Cobra 11」のワンシーンのようだ。自動車に仕掛けられた爆弾が爆発したかのようにM5が吹っ飛ぶ。リトビンは身を隠し、黒い煙が立ち昇る。

コメント欄での批判

爆発は大きく、燃えた矢と少量のガソリンで起こったにしては、あまりにも極端な気がする。結局、爆破された「M5」は何も残らなかった。焼け焦げたスクラップの山を除いては・・・。

残るは、「なぜ?」。ちなみに、盲目的な「破壊狂」は、コメントでも評判が悪い。多くの視聴者は彼の行為を理解せず、グブデンスキーを偲んで行動をおこしたのではなく、ユーザー数を稼ぐためだけだと非難する人もいる。文字通り狂気の沙汰で、許しがたい行為だ。

※狂気としか思えないYouTube動画はこちらをどうぞ。

Text: Jan Götze
Photo: youtu.be/7QhBa9K2NRU