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コロナ禍で初日が13日にずれ込んだ。1部は若手主体の「二人禿(かむろ)」の後、「弁慶上使」。錣(しころ)・勝平の情味ある語りで、人形は一輔が愛する娘を殺害されての怒りと悲しみを表現し、玉也の弁慶に大きさと苦悩が感じられた。 「酒屋」は息子半七の不始末に苦しむ家族のありさまを描く。藤・…