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先手玉頭に厚み 先制したのは後手の佐藤だった。軽快に歩を突き捨てて、銀をさばく。しかし、戦いの中でペースを握ったのは永瀬だったという。佐藤はこう振り返る。 「持ち駒の銀を過大評価したフシがありました。銀冠の方が高い価値なんですね。感覚が古かったかもしれない」 「[後]4五歩では永瀬王…