英シェルは世界5カ国で、カーボンニュートラル(CN)型の製油所・化学一体工場「エネルギー&ケミカルズパーク」(ECP)の構築を進めている。再生可能エネルギーを活用し、CCUS(二酸化炭素の回収・貯留・利用)インフラも整備。製油所をバイオ燃料や化学品原料の生産拠点といわば再定義し、廃プラ由来合成油を原料とする「再生可能化学品」などの供給拠点とする。一方で米中、中東といった原料競争力の維持や市場拡大が見込める国・地域でのエチレン投資も継続。原油開発と製油所経営に逆風が吹くなか、化学品事業を収益の軸の一つに据える。続きは本紙で