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 ライオンは、2024年12月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画を策定した。中国など既存海外事業の成長に加え、M&A(合併・買収)も強化し新規国・エリアへの参入を図る。最終年度の売上高は21年12月期比14・7%増の4200億円を目指す。15日のオンライン説明会で掬川正純社長は「好調の中国では、新たに歯科医院向けのビジネスやペットケア用品などで拡大を図る」と強調。M&Aについては「24年までに最低2カ国・エリア以上の参入をできれば」と目標を語った。一方、今年は口腔ケア領域における新事業の社会実装も計画し、次代への基盤づくりも進めていく。

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