もっと詳しく

豫章へ 2伏(ふ)し目がちであった諸葛瑾(しょかつきん)はすこしまなざしをあげた。「わたしは喪(も)に服しているさなかです。それをやめて、家を棄(す)てれば、向後(こうご)、人として立ってゆけなくなります。孝道こそ徳の中核(ちゅうかく)であるとわたしに教えてくださったのは、叔父(お…