会社のPCで、何も設定していないのにOutlookやTeamsなどのアプリが立ち上がることってありませんか?
使用頻度の高いアプリの場合、毎回自分で開く手間が無くなるので地味に便利な機能です。
使用頻度が高ければ…ね。
今回は、PC起動時に自分が設定したアプリを自動で実行させる方法を記述していこうと思います。
ちなみに、私はこの機能を使って”Outlook”、”Teams”、”付箋”、”CR5000(CAD)のライブラリのbatファイル”なんかを自動で実行するようにしています。
日々更新するように推奨されたbatファイルなんかがある場合、これで設定しておくと忘れることもなくなるのでおすすめです。
1.自動起動させる方法
まず、自動実行させたいアプリのショートカットを用意します。
“Outlook”や”付箋”などを対象としたい場合、「スタート」から該当するアプリを探して左クリックし、デスクトップにドラッグしてみましょう。
そうすればショートカットが作成されます。
もしくは、何でも良いのでアプリを右クリックし、「その他」の「ファイルの場所を開く」を選択して、アプリのショートカットが保存されている場所を開きましょう。
次に、スタートを右クリックして、「ファイルを指定して実行(R)」を選択します。
すると、「実行するプログラム名、または開くフォルダーやドキュメント名、インターネットリソース名を入力してください。」と表示されるので、「shell:startup」と入力して「OK」を押します。
これでスタートアップフォルダが表示されるので、ここに自動起動させたいショートカットを追加しましょう。
これで設定は完了です。
知っていれば簡単ですが、PCを普通に使っているだけでは「shell:startup」なんて知るわけがないですよね。
この状態でPCを再起動すれば、今追加したショートカットがPC起動時に自動で開かれるようになります。
2.自動起動から除外する方法
先程は自動起動するようにする設定の手順を説明しました。
今度は除外する方法についてです。
- 自動起動するようにしたけどやっぱり邪魔だから起動しないようにしたい。
- 自分で設定していないのに自動起動するアプリが邪魔。
こんな感じに考える可能性は否めませんからね。
自分で自動起動するように設定した場合は、「shell:startup」内の該当するショートカットを削除するだけです。
自分で自動起動するように設定していない場合はちょっと違う操作が必要です。
まず「スタート」から「設定」を開きます。
「設定」の中から「アプリ」を選び、「スタートアップ」の項目を見ます。
ここに載っている一覧が現状自動起動されるすべてのアプリです。
ここで自動起動がONになっている該当のアプリをOFFにすればOKです。