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<p>鍵山優真と宇野昌磨 2人のメダリストが描く未来と羽生への思い | 毎日新聞</p><p>鍵山優真と宇野昌磨 2人のメダリストが描く未来と羽生への思い</p><p>4年に1度の勝負を終えたばかりでも、メダリストの2人からは先を見据えた覚悟が伝わってきた。北京冬季オリンピックのフィギュアスケート男子銀メダリスト、鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=と銅メダリストの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車。切磋琢磨(せっさたくま)する2人の視線は既に3月の世界選手</p><p>権(フランス・モンペリエ)へ向いている。 「ループ教えて」。現地での練習を再開した12日、宇野が鍵山に声を掛けた。すかさず鍵山が4回転ループを跳んでみせると、宇野がその直後に決めた。互いに笑顔を見せ、再びそれぞれ滑り出した。 2018年平昌五輪の銀に続いてメダルを獲得した宇野は、シニア2季目で急成長した鍵山より6歳上。新型コロナウイルスの影響で宇野は今季、練習拠点のスイスに戻らず国内にとどまり、鍵山と一緒に練習する機会が増えた。練習中はお互いの存在を気にかけながら、肩を並べて滑る光景も珍しくない。 「一緒に高め合っていく存在」 「僕は今まで1人の練習が多かった。(鍵山と)年が六つ離れていることにびっくりはしているが、自分にとっては同世代の感覚。自分の周りで横を一緒に走ってくれるというか、一緒に高め合っていく存在というのが、なかなか近場にはいなかった。そんな存在に憧れていたのでうれしい。… この記事は有料記事です。</p>