米国の10年債利回りが一時2%を上回るなど、世界的な金利上昇が広がっています。こういったなかで、日銀は10日、10年債利回り0.25%で無制限に購入する、いわゆる「指し値オペ」を行うと発表しました。これにより、日本と諸外国との長期金利差が拡大し、円一段安をもたらすとの見方がありますが、FX開始直後から第一線で活動している、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は「長期金利差の拡大に伴う過度な円安予想は外れるのではないか」と考察します。一体何故なのでしょうか。見ていきましょう。
米国の10年債利回りが一時2%を上回るなど、世界的な金利上昇が広がっています。こういったなかで、日銀は10日、10年債利回り0.25%で無制限に購入する、いわゆる「指し値オペ」を行うと発表しました。これにより、日本と諸外国との長期金利差が拡大し、円一段安をもたらすとの見方がありますが、FX開始直後から第一線で活動している、マネックス証券・チーフFXコンサルタントの吉田恒氏は「長期金利差の拡大に伴う過度な円安予想は外れるのではないか」と考察します。一体何故なのでしょうか。見ていきましょう。