もっと詳しく

<p>巨人・丸、藤井五冠快挙に「将棋界のみならず、すべてにおいて希望になる」…球界屈指の将棋ファン</p><p>巨人・丸、藤井五冠快挙に「将棋界のみならず、すべてにおいて希望になる」…球界屈指の将棋ファン</p><p>藤井聡太五冠(19)の誕生を受け、球界屈指の将棋ファンとして知られる巨人・丸佳浩外野手(32)が祝福の言葉を寄せた。昨年のキャンプで開催された球団内対抗戦「G王戦」で優勝した丸G王は、藤井五冠の快挙</p><p>「例えば羽生善治先生が前人未到のように言われた数々の記録がある中で、それを破る藤井先生が出てこられた。人間に不可能はないんだな、無限の可能性をみんな秘めているんだなと。そこは僕たちの世界においても不可能はないと信じながらやれる一つの根拠というか。将棋界のみならず、すべてにおいて希望になるんじゃないかなと思います」 丸も13年に盗塁王、17年に最多安打、18年に最高出塁率のタイトルを獲得した過去を持つ。タイトルを保持し続けることの価値と難しさは計り知れないとみる。 「野球では毎年打率3割とかでさえ難しくて。常に安定した成績を残すことがいかに難しいか。ずっと3割、3割、3割って何かいまいち成長してねぇなって風潮ありますよね? 見方的には。でもそうじゃなくて、毎年2割8分から3割の間でまとめる人ってすごいことだと思います。その5つでタイトルを同時に保持することですから、想像もつかないですよ」 相手の数手先も読む将棋。野球においても配球を読むなど、研究による準備と予測は通ずる部分はある。 「野球もそうで試合って流れがあるから、そこでいかにひらめいて、実行するかが大事。当然、技術の向上はしなきゃいけない。でも野球っていたちごっこっていうか。例えば、内角がずっと来ます。じゃあ内角打つようになりました。すると今度また(攻めが)戻るんですよ、外に。この繰り返しだから。それこそ相手バッテリーがいて、その中でデータとかあるけど、試合の中でどう自分が判断して、頭使わないといけない。それはどの分野でもそう思いますよ」 19歳という若さで主要タイトルを総なめすることは球界では到底、考えられることではない。無理を承知で藤井五冠を球界の選手に例えるなら―。</p>