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<p>ティモシー・シャラメがシザーハンズに!? スーパーボールで話題をさらったCMについて本人が語る。</p><p>昨年の #スーパーボウル で話題をさらった、ティモシー・シャラメが『シザーハンズ』の主人公エドワードの息子を演じたCM。特別インタビューをプレイバック!</p><p>第55回スーパーボウルで放映された90秒のCMの中で最も話題を呼んだのは、あの『シザーハンズ』(1990)の主人公エドワードの息子を演じたティモシー・シャラメだろう。ティム・バートン監督の熱狂的ファンである彼が、かつてジョニー・デップがつくり上げたキャラクターへの思いや、ウィノナ・ライダーとの共演についてなど、撮影の舞台裏を特別に語ってくれた。</p><p>に重きを置いた車であることもエキサイティングだったし、過去の遺産と未来への目線の完璧な融合のように思えました。デビッド・シェーン監督の広告作品もかねてから大好きだったので、彼とのオープンなコラボレーションが実現できて嬉しかったです。 ──『シザーハンズ』はじめ、ティム・バートン監督の作風のどこに惹かれましたか? 僕は昔からティム・バートン作品の熱心なファンであった一方、これまで参加してきたプロジェクトの多くはリアルな世界を描いたものでした。でもこの数カ月の間で、ティムの作品が持つ世界観をより深く知るようになってからは、特に寓話や空想の形式で人間の本質に触れるようなストーリーに、ますます惹かれるようになりました。 ──エドガーの役柄にどう向き合い、自分らしさを出していきましたか? 1990年のオリジナル版の個性を損なうことなく、同時に現代の観客にも親しんでもらえる素晴らしい機会になったと思います。今の社会という設定の中でも意味をなすキャラクターにしたかったんです。それでもやはり、最終的には、ジョニー・デップがつくり上げたキャラクターへの完全なオマージュになったと思いますが。 ──役づくりする上で、今回の衣装はどんな役割を果たしましたか? 前述の通り、オリジナルに忠実でありながら、現代的なモチーフを加えたキャラクターに仕上げることが大切だと考えていました。コスチュームデザイナーのメリッサ・デロシアーズとの仕事はすごく楽しくて、叩き潰したiPhoneの充電ケーブルを靴紐にしたり、フランネルの生地全体にハサミで傷をつけたり……。その一方で、オリジナル衣装に用いられていたアイコニックなベルトのバックルを肩紐の一部に使うなどして、さりげなく過去を忍ばせているんです。あと、これは暗黙の了解ですが、エドガーが纏っているレザーは彼の「皮膚」なわけです。だから、彼はその上から普通の服を着る必要がある。だから、現代の若い“シザーハンズ”がどんな服を纏うのかを考える、素晴らしい機会になりました。 ──ウィノナ・ライダーとの仕事はいかがでしたか?</p>