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竹島「拝啓、竹下官房長官殿―」。約半世紀前の昭和46年12月、こんな書き出しで始まる手紙を、当時官房長官だった竹下登氏に渡そうと、島根県・隠岐の島から東京の議員会館を訪ねた男性がいた。同県五箇村(現・同県隠岐の島町)の収入役も務めた八幡才太郎氏、83歳。手紙では、村が竹島の地先権(漁業…