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<p>「14歳の脳」を見れば、将来タバコや薬物に溺れてしまうかがわかる:研究結果</p><p>「14歳の脳」を見れば、彼らが将来、喫煙や飲酒、ドラッグに走ってしまう可能性があるかどうかを予測できる。(アーカイブ記事)</p><p>若者の脳の反応を調べることで、彼らが将来、喫煙や飲酒、ドラッグに走ってしまう可能性があるかどうかを予測できる、という研究結果が発表された。</p><p>)を実施した。これは、さまざまな記号を見せて被験者の反応を観察し、「金銭報酬の期待」に対する脳の反応を計測するものだ。 今回の研究に携わったスタンフォード大学のブライアン・ナットソンが『WIRED』UK版に語ったところによると、薬物使用に関する問題行動については、新しいもの好きの「新奇探索傾向」を示すタイプにリスクがあることがすでに知られている。今回の研究では、14歳の時点でこうしたリスクのある子どもを特定したうえで、彼らのMID課題における神経活動のパターンが、のちの薬物使用を予測できるものかどうかを調べたという。 実験の結果、「14歳の時点で、期待される報酬に対して神経反応が少なかった新奇探索傾向型は、16歳の時点で薬物を使用する可能性が高いことがわかった」という。具体的には、MID課題中に、中脳、背外側前頭前皮質、腹側線条体における神経活動が普通より少なかった少年たちは、16歳になってから薬物に関する問題行動を起こす可能性が高かったという。 ナットソンによると、脳の神経反応を測定する方法は、心理テストのような従来の調査方法と同じくらい、的確な予測を行うことができるという。「神経学的な測定結果は、心理学的な測定結果と同じくらい、あるいはそれ以上に、薬物使用に関する行動について予測できることが明らかになった」と論文には書かれている。 ただし、なぜ将来的に薬物問題行動を起こす可能性が高いティーンエイジャーが、MID課題において神経活動が少なかったのかはわかっていない。「遺伝、もしくは環境の影響によるもの、あるいはその両方が考えられる」と研究者は説明している。 なお、今回の研究における「薬物使用に関する問題行動」には合法・違法のものが含まれており、喫煙や飲酒も当てはまる。 RELATED ARTICLES</p>