もっと詳しく

<p>世界最高齢33歳のウォンバットをギネス認定 長寿の秘訣は環境と仲間 – ライブドアニュース</p><p>1000RT:【ギネス認定】五月山動物園、飼育下で世界最高齢33歳のウォンバットの記念式典を開催 記録を樹立した「ワインくん」は、人間でいうところの100歳程度に相当。「のんびりした環境・コミュニケーションを取れる仲間」が長寿の秘訣かもしれないと、飼育係は語った。</p><p>世界最高齢33歳のウォンバットのギネス世界記録記念式典が11日、大阪府池田市の「五月山動物園」で行われました。【写真】心なしか微笑んでいるような…?ワインくん今年1月に33歳の誕生日を迎え、世界で飼育されて</p><p>世界最高齢33歳のウォンバットのギネス世界記録記念式典が11日、大阪府池田市の「五月山動物園」で行われました。 【写真】心なしか微笑んでいるような…?ワインくん今年1月に33歳の誕生日を迎え、世界で飼育されてきたウォンバットのなかで世界最高齢の記録を樹立したワインくん。飼育されているウォンバットの平均的な寿命は25年ほどで、33歳は人間でいうところの100歳程度に相当するご長寿ウォンバットなのです。 同園は、1月11日から2月10日までの1か月間を認定までの挑戦期間としてギネス記録にチャレンジしており、この日無事、ギネス記録の公式認定員から結果が公表されました。ワインくんは「史上最高齢の飼育されたウォンバット」として認定され、飼育係の遠藤太貴さんは「非常に光栄なことだと思います。元気にここまで来てくれてうれしい」、同じく飼育係の松本依音里さんも「これからも五月山動物園のアイドルでいつづけてほしいです」と笑顔を見せました。 ワインくんの長寿の秘訣について遠藤さんは、「(五月山動物園の)のんびりとした環境がストレスがなくて良かったのかもしれないです。あとはコミュニケーションを取れる仲間のウォンバットがいたことも大きいのではないでしょうか」と語りました。 ウォンバットとは、カンガルーやコアラと同じ有袋類、小さい耳、丸いフォルムの体、大きな鼻が特徴的な動物。オーストラリアでは国外への持ち出しが規制されていますが、「五月山動物園」がある池田市が同国の都市・ローンセストンと姉妹都市提携を結んでおり、その25周年を記念して1990年にワインくんを含む3頭が寄贈されたそうです。 その後は、2007年に2頭、2017年に3頭が来園。日本でウォンバットが飼育されているのは同園(4頭)、長野県にある「茶臼山動物園」(2頭)のみとなっています。 日本で見られる数少ないスポットということもあり、この日もウォンバットを一目見ようとファンが来園しました。週1回以上は来園し、ワインくんを見ているという女性2人組(大阪府在住)は、「穏やかで温厚、人懐っこいくてとてもかわいいです」「33歳はまだ通過点だと思っています。これからもまだまだずっと長生きしてほしい」と熱い思いを語ってくれました。 ちなみに、ワインくんの前にウォンバットの年齢ギネス記録を保持していたのは、オーストラリアで飼育され、2017年に32歳で死んだパトリックくん。 ワインくん、これからもお元気で! (まいどなニュース・門倉 早希)</p>