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時間には肩がないので後ろからつかめず春が行ってしまった 京都市 袴田朱夏 <評>いつもの年のように春の季節を楽しめなかった心を秀逸な比喩で歌う。ウクライナ情勢やコロナ禍の影響もあるだろう。 篁(たかむら)の垂(しず)りの雪に立つ鳥の羽音かすかに青空に散る 神奈川 大久保武 <評>枝から…