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(中央公論新社・2420円) 著名人から得た教え、今も生きる 懐かしい人々に出会った。 銀座は人に会う街、別れる街。著者がその街角で会った人たち。その人たちが思い出を語って消えて行く。そのさま、さながら能を見る如(ごと)くである。 全編六章。文学者の章には吉行淳之介、丸谷才一ら、歌舞伎役…