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■『国際交流と日本』小倉和夫・土山實男編日本にとっての国際交流、特に文化交流の意義を歴史的な展望にたって考察した論文を集めた一冊。全体として散漫なのは否めないが、渋沢栄一の「民間外交」の紹介や日清戦争の際の対外宣伝の分析、東亜同文書院の歴史の検証などは読み応えがある。編者の一人に…