5年で人員9倍に、知られざるシャープIT内製部隊の威力 激変のシャープ、鴻海傘下で突き進む「システム内製」の覚悟(1)
2022.04.11 日経コンピュータ
シャープのIT部門がここ5年間で激変している。2016年に台湾の鴻海精密工業の傘下となって以降、ベンダー依存からの脱却を進め、
情報システムを「内製」する体制に大きく舵(かじ)を切った。エンジニアの中途採用を積極化し、メインフレームからの脱却を自前で
完遂するなど、ベンダー顔負けの開発力を着実に身に付けてきた。知られざるシャープIT部隊の全貌に迫る。
2022年4月4日、シャープの堺本社で「とある」入退管理システムが稼働を始めた。来訪者は事前に送られたメールのQRコードを受付
で提示し、敷地に入る。帰りも同様にQRコードを提示すると、いつ誰が入退場したかが全てシステムに記録される――。
一見すると、最近よく目にする入退管理の仕組みだが、同社の場合は少し事情が異なる。同システムはシャープのIT部門が全て自前で開発したからだ。
シャープは2017年を境に、システム開発を内製する体制に大きく舵(かじ)を切った。売り上げに直結する基幹系システムや、
業務効率化を目的にした情報系システムなど、グループ約4万8000人の従業員を支えるあらゆるシステムが内製の対象だ。
「こういった細かなシステムを一つひとつ自前で開発できるようになったのは、ここ数年で強化してきた内製の賜物だ」。同社IT部門を
率いる柴原和年ITソリューション事業部事業部長はこう胸を張る。
柴原事業部長によると、シャープは2016年までシステム開発をITベンダーに大きく依存する体質だったという。同社は2000年代のアウト
ソーシングブームのタイミングで、多くのユーザー企業と同様にシステム開発を外注する体制を採った。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02016/040400002/
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>メインフレームからの脱却を自前で完遂
なにそれ、すごい
引用元: ・ベンダー依存から脱却する大手企業が続出。シャープも社内システムを内製化に [896590257]
あとアクセンチュアとかデータとかよSIerも
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